よくある、メーカー純正のネットワーク上の機器を設定するツール(プリンタや無線APなどso on)で機器が検索できないときに試したこと。
昨今ネットワークにつなぐ機器ならなんでもIPアドレスが必要だ。
大体最初は(というか最初だけのことが多い)IPアドレスを付与する必要がある。
機器によるが、そんなとき、メーカー純正の、「同じIPセグメントにLANケーブルを有線接続して機器を検索して設定してね」的なユーティリティが提供されることがある。
そういうユーティリティは見ているだけで面白い。
というのもそれの使い勝手によりそのメーカーの機器がどういう使い勝手かおおよそ判断がつくから。
のっけからちょっと話がずれてしまったが、そういったツールでトラブりが発生したときは、その性格上、まずネット上に解決策がない。(運よく見つかることもある。)
大抵私が遭遇するのが、同じセグメントに接続しているはずなのに機器が検索されないというもの。
そんなときに試す方法を備忘録がてら書き散らかしておく。
環境
Windowを想定しています。
物理的なLANケーブルにつなげているか
本当につながっているか確認。当たり前体操。
ipconfig /all
何は無くともこれに限る。
まず自分のPCがちゃんと想定されているネットワークセグメントにいるのか確認しないと始まらない。
正しいところに、ちゃんといる場合はOK。
セグメントが正しければ次。
時間を置いてみる
対象の機器がまだ完全に通信可能となっていないことも考えられる。
そういうときはトイレにでも行って時間を稼ぐ。
それでもダメなら次。
いらないネットワークアダプタを削除する
まずはipconfig /all。
また出た。
でも今度は注目するところが違う。
ネットワークアダプタに注目する。
この手のユーティリティを使う人というのは大体色々なネットワークアダプタを意図的か無意識かに関わらず作っているもの。
私の場合は大体Hyper-V。
Hyper-VでゲストOSを作成するとvEthernetが作成される。
ユーティリティで検索されないときはこのvEthernetを無効にしてみる。
コマンドから下記を実行する。
set devmgr_show_nonpresent_devices=1 devmgmt.msc
いらないネットワークアダプタを無効にする。※要管理者権限
これで解決することがある。しないこともある。
ここまでやって解決しないときは・・・メーカーに問い合わせを推奨します。
というわけでここまでお読み頂き、ありがとうございました。